「認知症って絶対なるの?」
- m-nurse
- 4月11日
- 読了時間: 2分

若い頃は意識していなかった「認知症」というワード。
ある程度の年齢になると、耳にしたり目にしたりが増え、ジワジワもしくは突然に自分の身に降りかかってきます。
幼少時代にお爺ちゃんお婆ちゃんと一緒に暮らしていたら、そんなに抵抗はないのかもしれませんが、核家族での生活や独身生活が長きにわたると、正直ピンと来ないかもしれません。
病名として「アルツハイマー型認知症」や「レビー正体型認知症」、「血管性認知症」「前頭側頭型認知症」があげられますが、この中に当てはまらなくとも年齢を重ねれば、物忘れや記憶障害は多かれ少なかれ出てきます。
現代医学では色々な薬や治療法などがありますが、まずは自分で(または周囲で)予防することや遅らせることが大事ですね。
食事・運動・環境・社会的活動・・・
加齢に伴う自然な症状であれば、予防することは可能です。
もし病的な認知症となった場合も、自分一人で抱え込まないで、本人も家族も楽な生き方ができる方法を見つけていくことが大事です。
何もしないで年ばかり取り、「私、認知症じゃないかしら?」と嘆かず、気になる方は誰かに相談してください。
また、親御さんの様子が最近変化してきたように感じる場合も、早めに動いたほうが良いと思います。
そのためにも、普段から定期的に連絡を取り合うことで早期発見し、症状を遅らせることができるかもしれません。
約束を忘れる。やったこと(食べたこと)を忘れる。いつもやっていたことが出来ない。身だしなみや清潔に対して無関心。入浴をしなくなる傾向も高いです。なんだか怒りっぽくなったり、人を疑いやすくなることもあります。
また、老人性うつ病から認知症へと悪化していくケースもあります。
特に、元々まじめで潔癖な性格の方は、高齢期になり身体の変化や環境の変化に順応出来ず、発症しやすくなる傾向があります。
今、世の中には「認知症」に関する情報が多くありますので、介護情報など普段から意識することで多くの情報が集まり、認知症に対する予防や対応がスムーズになるのではないかと思います。
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